2016年04月11日

有川浩著 「植物図鑑」


ボタニカルアートを描く人は植物図鑑をいろいろお持ちだと思いますが、これは小説です。
切なくて甘くてちょっと現実離れしたラブストーリーで、私は泣いてしまいましたけど、どうしてここに書くかというと、野草の知識が一杯なのです。
謎の男性が足元の野草を教えてくれて、調理してくれるのですが、説明や描写の細かい事。
文庫本で読みましたけど、植物の写真やレシピもあり、採集の注意あり、季節感あり、面白いです。

何科何属で花びらは・・オシベは・・という図鑑的知識だけでなく、たまにはこんな本もいかがかしら?
著者が植物を見る優しいまなざしを感じました。
posted by のりこ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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